こんにちは、タマミです。
ペナン島ジョージタウンで食べ歩いたローカルグルメをご紹介します。
ジョージタウンを代表する、地元の人たちに人気のレストランやストリートアートも楽しめるローカル色豊かなスイーツなど。
気ままな一人旅を愛する筆者が実際に体験した、旅の醍醐味でもある食べ歩きで美味しかったもの、印象に残ったものをご紹介します
この旅で滞在したホテルを起点に街歩きを楽しみながら、途中に寄った個性豊かなローカルグルメは味もさることながら、旅を思い出深いものにしてくれました。
ペナン島ジョージタウンで食べ歩き
紹介するお店は、事前に下調べして、街を散策しながら、地図を片手にたどり着いたお店2つと、有名屋台街の向かい側に建っていてウォールアートがかわいい、偶然見つけたお店1つです。
紹介を始める前に、ペナン島ジョージタウンについて、前知識を少し。
ペナン島ジョージタウンはマレーシア第二の都市です。
歴史を遡ると、1786年にイギリス人が上陸した時から、東インド会社の拠点として栄えてきました。
島の人口約70万人のうち、半数がジョージタウンに住み、その多くは中国系の人たちです。
お店や街並みのいたるところに、漢字の看板がつらなり、中国系の要素を色濃くします。
こうして、西洋の技術と中国の文化が入り交じり、食にも大きな影響を及ぼしています。
地元の人にも大人気の「飲茶」大東酒楼(だいとうしゅろう)
中華系の方たちが多く移り住むジョージタウン。飲茶のお店が美味しくないわけがありません。
このお店に行くのをとても楽しみにしていました。
「一人です」とジェスチャーで伝えると、4人用のテーブルに案内されました。
席についてすぐに出てきたのはこちら。
ウーロン茶に似た味の中国茶が入った急須と、茶碗。
茶碗は温めるために、お湯の中につけてありました。
他に飲み物はタイガービールを注文。
横を通り過ぎるワゴンを暫し眺めていました。
私がまず選んだ2品がこちら。
シュウマイによく似た、中はシイタケとひき肉、それをツルっした皮に包んであるものと、鶏の足を甘辛く似たもの。
シュウマイによく似たものは肉汁タップリ、シイタケの風味が聞いていて美味しかったです。
鶏の足も最高でした。コリコリした食感がクセになる、コラーゲンたっぷりの一品。
次に選んだのはこれ。
正真正銘シュウマイと鶏肉を皮に巻いて揚げたもの。
どうしてか、この日の気分はシュウマイだったんですね。こちらもシイタケ、エビがひき肉と共に入っていて美味しかったです。
鶏肉を皮に包んで揚げたもの、香ばしくてこれも美味しかったです。
ラストはチャーシューまん。
これが絶品でした。
中身の豚肉の角切りを煮た具が美味しいのもさることながら、皮の部分がほんのり甘くてもっちもちです。
見た目は地味ですが、これは絶対食べてみてほしいです。
一人で計5品とビールを注文。
もう、お腹がはちきれんばかりにいっぱいになりました。
一人でも快くテーブルに通してくれますので、一人旅の方にも自信を持ってお勧めできます。
ただし、シェアできないつらさが。
あれもこれも美味しそうですが、一人では限界がありますね。
それでも私は大食漢、色々トライできた方だと思いますが。
お店情報:
大東酒楼 Tai Tong Restoran
所在地: 45, Lebuh Cintra, George Town, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
電話番号: +60 4-263-6625
営業時間:ブレイクタイムがあるようです。行く前に確認することをおすすめします
ひとりで大丈夫?:★★★
雰囲気:★★★★★
味:★★★★
行列覚悟のローカル絶品スイーツ「チェンドル」Famous Teochew Chendul(フェイマス テオチュー チェンドル)
「チェンドル」とは、東南アジア発祥の伝統的なお菓子で、マレーシア、ペナン島にイギリスから冷蔵技術がもたらされて以降、氷の入ったチェンドルが販売さるようになり、大人気のスイーツとなりました。
チェンドルの主な材料:
チェンドルの基本的な材料はココナッツミルク、緑の着色(通常タコノキの葉を用いる)を行った米粉から作るゼリー状の麺、かき氷、そしてヤシ糖である。小豆、もち米、仙草、クリームコーンといった他の材料を加える事もある。
Wikipedia
ペナン通りに位置する、屋台のチェンドル屋さん「Famous Teochew Chendul」は、建物の壁面にそのチェンドルを手に持った男の子が描かれている真下に屋台を構えています。
地元の人はもちろん、ジョージタウンで人気のウォールアートが楽しめるチェンドル屋さんは観光客にもとても人気で、行列が絶えません。
甘いココナッツミルクにかき氷、不思議な食感のチェンドル、あんこが入っていて、タピオカミルクに少し似た、冷たいスイーツは湿度温度が高いマレーシアで、とても美味しく楽しめました。
ウォールアートが写真映えして、屋台のスタッフも活気があって最高です。
チェンドルは東南アジア一帯で人気のスイーツですが、ここペナン島ジョージタウンのチェンドルは必食です。
お店情報:
Penang Road Famous Teochew Chendul
所在地:4 2, Lebuh Keng Kwee, George Town, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
ひとりで大丈夫?:★★★★★
雰囲気:★★★★★
味:★★★★
種類豊富な「ワイン」Georgetown Wines(ジョージタウン ワイン)
ジョージタウンで有名な屋台街「Red Garden」の向かい側に位置するお店です。
Red Garden(レッドガーデン)やこちらのお店は、今回の旅で街歩きの起点とした、私が宿泊した、コロニアル調の素敵なホテル「イースタン&オリエンタルホテル」から徒歩5分圏内にあります。
ふらりと夕方散歩の途中に入店、まだ誰もいなくて、中庭にひとり。
豊富な種類のワインメニューの中から、私はオーストラリアの白ワインをグラスで頂きました。
わざわざジョージタウンでワインもどうかと思うかもしれませんが、お店の名前にもあるように、ペナン島ジョージタウンでワインを楽しめるお店です。
そして、ここにもウォールアートが。
お店の壁には素敵なウォールアートが 夕暮れに風に吹かれてグラスワインを一杯
夕方、涼しい風に吹かれて、一杯のグラスワインを楽しむのは、本格的にこの後夜の街に繰り出す前の食前酒としておススメです。
お値段はローカルフード店と比較すると、高めです。(グラスワイン1杯 約1000円)
お店情報:
Georgetown Wines
所在地:19-19A, Lebuh Leith, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
電話番号:+60124098026
営業時間:17:30~
ひとりで大丈夫?:★★★★★
雰囲気:★★★★★
味:?(頂いたオーストラリアワインはとても美味しかったです)
コスパ:★
ペナン島ジョージタウンで失敗だった屋台街
ペナン島の食は屋台なしには語れない!と言われるほど、街のいたるところで見かけることができます。
一軒ぽつりと営業している屋台もあれば、屋台が一堂に集まって屋台街(ホーカーセンター)を形成している場所もあります。
ペナン島の屋台は、生き残りをかけてお互いが日々切磋琢磨しているので、味のレベルが高いと言われています。
しかし、期待でワクワク、グルメを求めてやってきた観光客を相手に、リーズナブルとは程遠い価格と並みの味で商売をする屋台街での経験は残念なものでした。
Red Garden(レッド ガーデン)
観光地化され過ぎた屋台街
一般的な、屋台街の利用の仕方:
- まず席について飲み物をオーダー、席が決まるとテーブルにナンバーがあるので、その番号を覚えて、好きな屋台で好きな食べ物を注文します。
- 席に戻って、料理が来るのを待ちます。
- 料理が来たら、運んできてくれた店員さんに料金を渡して、いざ実食。
Red Gardenは人気観光スポット「ブルー・マンション」の隣に位置する、有名大型屋台街です。
例に漏れず、私もガイドブック片手に行ってきました。
しかし、見事に観光地化された屋台街では、どのメニューも想像を絶する値段の高さ。
日本での食事の平均化価格と比較しても、それはとても高いものでした。
一皿、日本円にして1000円を超えるメニューがたくさん。
そんな中で、私が注文したのは、ペナン島名物ホワイトカレー麺とスイカジュース。
レッドガーデンの中 ホワイトカレー麺とスイカジュース
こちらは〆て、日本円にして約350円。
あ、なんだ、やっぱり安いね、と思った方へ。
麺がほとんど入っていませんでした…
味もそこそこで、お薦めできません。
お店情報:
Red Garden
所在地:20, Lebuh Leith, George Town, 10000 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
営業時間:17:30~翌2:00
ひとりで大丈夫?:★★★★★
雰囲気:★★★★★
味:★
コスパ:☆
ペナン島ジョージタウンで食べ歩き【まとめ】
この旅で私が滞在したホテルは「イースタン&オリエンタル ホテル」。
このホテルからすべて徒歩圏内、散策しながら食べ歩きを楽しみました。
- 大東酒楼…人気の飲茶店。ローカルの雰囲気漂う、ほんとにおすすめの点心の数々。
- ペナンロード フェイマス テオチュー チェンドル…東南アジア伝統のスイーツをウォールアートと共に。
- ジョージタウン ワイン…本格的に町に繰り出す前にゆるりとグラスワインを一杯。
レッドガーデン…お薦めできません。観光地化され、いわゆる「ぼったくり」価格です。
その土地に根ざした食べ物にトライするのはとても楽しい経験です。
日本では味わえない、時に不思議な食の数々。
旅の思い出として、ペナン島ジョージタウンの食べ歩き、是非楽しんでください。
コメント