こんにちは、タマミです。
この記事では、役職付きではなくなった今の自分が、管理職時代を振り返って、やっておけばよかったと思うことをお話していきます。
簡単に私の現状を説明します。
私は、とある通販会社の社員です。
昨年7月に、新社屋移転プロジェクトの一員として、総務部に異動になりました。
その移転を約2週間後に控え、毎日あわただしく過ごしています。
会社は1000人規模、一大プロジェクトです。
実はこの異動で、13年間続けてきた「管理職」タイトルに別れを告げることになりました。
理由は…別の機会にお話しするとして、タイトルなし=役職を降ろされた状態になった私が、この1年と5か月活動してきて、管理職時代にやっておけば良かった思ったことがあるんです。
政府によるワークライフバランスの推進や、メディアや諸外国の影響もあって、働き方に対する価値観は大きく変わってきました。
いついかなる時、管理職でなくなる日が来るかもしれません。
また、会社によっては「役職定年」を採用しているところもあります。
役職を降ろされた時、どうやって会社の中でしっかりと自分の存在をアピールしていくか。
次のような状況にある方に参考にしていただけたらと思います。
- 現在管理職で、自分の能力に不安を持っている人
- 現在管理職で、降格される可能性に怯えている人
- マネジメントとは、部下に仕事を振ることだと思っている人
現管理職にとって、リーダーシップはもちろん大切ですが、どのような状況になってもしっかりと役割を果たしていくためには、自らの知識やスキルをいつでもアップデートしておくことが大切です。
そのためにやっておくべきことは、ITスキルの習得と、自分の業務をマネジメントだけに集中させず、適度に自ら現場に入ることでした。
企業に勤める一員として、実際の体験談をお話ししていきます。
役職を降ろされて、やっておけばよかったと思うこと
当たり前ですが、役職を降ろされたら部下はいません。
与えられたタスクを達成する道のり、すべてを自分でこなすことになります。
一担当としてタスクを遂行する上で、一番困ったことは「自分の手が動かないこと」でした。
ITリテラシーを高めておくこと
役職に就かれている方、管理職をされている方は当然ご存じと思います。
課題解決、利益拡大、コスト圧縮、これらは必ず効果を立証する「数字」が必要になります。
「数字」による根拠、証拠を揃え、周囲を説得するために、データの扱いが必須です。
役職時代、部下にその役割を任せていた私は、だんだんとデータ抽出を効率的に行うために必要なツールの使い方に疎くなっていきました。
繰り返しになりますが、管理職を解かれて担当になる、ということは、部下はいない、ということです。
自分の構想を実現するために、すべて自分でやらなければならなくなります。
ITリテラシーとは、情報技術を意味する「IT(Information Technology)」と、情報や技術を収集・活用する力を意味する「Literacy」を組み合わせた言葉です。
Allaboutデジタルより
作業で使用するツールの機能を理解し、「自分が使える」状態にあることは、作業効率化、正しいデータ作成の上で不可欠です。
時間管理が身についている管理職の方であれば、効率化が生産性を高めるうえでいかに大切か理解していると思います。
やっておけばよかったこと:
自分自身のITリテラシーの強化
リーダーシップを発揮する傍らで、現在世の中で重宝されている新しい「道具」=IT Thingsを捉えておくこと。
自ら「使えるスキル」を身に着けておくべきでした。
そこで、今からでも遅くない、自分のペースで学べるビジネス講座を調べてみました。
コロナ禍から、オンライン学習、講座は非常に充実しています。
例えば、Udemy(ユーデミー)
最近、AI・データサイエンスなど先端ITの講座が人気だそうです。
Udemyの良さは以下の3つ。
- ジャンルが豊富で学びたい講座がみつかる
- お手頃な価格帯
- 学びやすい多彩な機能
ビジネスに特化した講座が多数用意されています。
一度購入すると、視聴期限無く受講でき、30日以内なら返金保障もついています。
データ集計のおすすめは、
マネジメントで現場を離れる時間が長くなっても、日々の業務を効率化するデータスキルを維持するため、課題に沿って実践する講座を利用して、進んで機会をつくりましょう。
また、世界で開発が進んでいるITについても情報収集を欠かさず行えばよかったと思っています。
世界で注目を浴びている情報を得ることは、ビジネスにおけるアイデア創出にもつながります。
例えば、AI(人工知能)。
近年、目覚ましい成長を遂げているAIは、世の中に浸透し始めています。
今こそ正しい知識を得てビジネスに活用してみよう、というトライが課題解決と成果を求められる管理職にヒントを与えてくれるかもしれません。
万が一、役職を降りる日が来ても、自分自身の知識がアップデートされていれば、必ず活用の場があるはずです。
Udemyの講座で、AIをビジネスに活用する入門編としては、
- 1.5時間のオンデマンドで3,600円
- PCだけではなく、モバイルからも視聴可能なので通勤時間や、隙間時間を有効に使えます
- 修了証明書がもらえます
手軽に受講できる価格と、所要時間です。
役職者でも現場から遠ざかってはいけなかった
管理職は部下への指導も業務に含まれることから、スキルの指導・伝達を通して、部下に実践させる、という流れが多いと思います。
部下に任せる=自分はその業務を見守るのが業務になる
業務から離れた結果、勘が鈍り、できなくなる。
大切なのは、部下にスキルをつなぎつつ、自分もその仕事に従事し続けること。
要は、自分も現場に入り、自分で成果を組みあげるタスクや時間を持つべきということです。
万が一、現場に投げ出された時、ある程度自分の手が動けば(データ集計、情報収集など基本的な作業が自分でできれば)、周囲の担当より今までの経験から社内調整やプレゼンの経験が豊富な分、活躍の可能性が高いかもしれません。
役職を降ろされて、やっておけばよかったと思うことは知識・スキルのアップデート【まとめ】
役職を降ろされる、解かれる。
これには会社により色々なケース、事情があると思います。
コロナ禍で役職に変動がある会社もあるでしょう。
役職無しで会社に存在し続けることは、通達された瞬間からショックを受け、プライドが傷つき、状況が理解できるまで暫し時間がかかるかもしれません。
役職から降ろされる日、降りる日が来ないがの一番望ましいですが、万が一そのような事態に陥った時でも担当として活躍するには、自分の中のビジネスに通じる情報を常にアップデートし、実践で活用できるスキルを保ち続けることが大切です。
役職を降ろされても、管理職時代に培った課題抽出・解決策の提示ができ、根拠を示すデータ作成まで自分でこなせれば、管理職への復活、返り咲きも夢では無いかもしれません。
自分の価値は自分で創造する。
自身の鍛錬に終わりはないという事なのです。
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